君の笑顔を照らした花火
あれっ?
グラスが2つしかないのに気が付き、思わず首を傾げた。
いつもだったら、俺達の返事も聞かず、有無を言わせず自分の飲み物も準備して、一緒に部屋に居るのに……。
「じゃぁ」
「えっ?」
ジュースだけ置いて部屋を出ていこうとする美雪に、俺も真佐志も思わず声を上げた。
でも、その時には、既に美雪は出て行った後だった。
「僚二が居るのに出て行くなんて……やっぱり、変かも」
真佐志の言葉に苦笑いしながらも、俺は美雪の様子が気になった。
「具合でも悪いのかなぁ? 後でちょっと聞いてみるよ」
真佐志がそう言ったので、一時的なものだと思って、あまり深く考えないようにした。
☆ ☆ ☆
グラスが2つしかないのに気が付き、思わず首を傾げた。
いつもだったら、俺達の返事も聞かず、有無を言わせず自分の飲み物も準備して、一緒に部屋に居るのに……。
「じゃぁ」
「えっ?」
ジュースだけ置いて部屋を出ていこうとする美雪に、俺も真佐志も思わず声を上げた。
でも、その時には、既に美雪は出て行った後だった。
「僚二が居るのに出て行くなんて……やっぱり、変かも」
真佐志の言葉に苦笑いしながらも、俺は美雪の様子が気になった。
「具合でも悪いのかなぁ? 後でちょっと聞いてみるよ」
真佐志がそう言ったので、一時的なものだと思って、あまり深く考えないようにした。
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