ツナ&エマ〜カレーなる日曜日〜




「実はですね!

最近、小泉先輩名物奥様の愛妻弁当

持ってきてないのご存知ですか?」


名物って…

苦笑いを浮かべながら頷く先輩。


「なんとなんと、原因は

奥様が二人目を妊娠中で実家に

帰ってるかららしいんですよぉ!」


「はぁ?期待させといて

何よその微妙な噂は!」


良かった…バレてない…。




先輩が同期の首をヘッドロックして

上司に注意されて仕事を再開した。




バレなかった…良かった…

背中にうっすらかいた汗がひき、

ふぅ…と息をついた。

安心で心の緊張も緩む。



すると、別の感情がむくむく起きた。

それは、優越感。

優越感が次第に胸を支配し、

心が浸っていく。




入社したての頃は、毎日小泉先輩の

一挙一動に注目していた同期の

仲間たちから、一歩リードした位置にいる

今の自分が誇らしかった。




最低だ。最悪だ。



小泉先輩の純粋に心配してくれる

気持ちを利用して近付いているだけなのに。

何が、優越感だ…










< 246 / 246 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ツナマヨ・エビマヨ
m@ss./著

総文字数/57,256

恋愛(キケン・ダーク)160ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
三人の女性の 短編恋愛物語・.* ツナマヨ・エビマヨの後日談や 主役キャラたちの ショート・エピソード集 【ツナ&エマ〜カレーなる日曜日〜】 公開いたしました! SpecialThanks:) ショラル様、ya-na様 和布様、さいマサ様 Yucky☆様 2011.08.02 野いちごオススメ作品に選ばれました*゚ ありがとうございます゜+。(*′∇`)。+゜

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop