そら色クレヨン




しばらくしてから、水を飲みにこちらへとぞろぞろやって来たサッカー少年達(笑)





「おぉ!葵と心愛ちゃんじゃん♪」



心愛ちゃんの好きな人が不意に話かける。


「浜崎くん・・・///」



心愛、顔真っ赤!(笑)



浜崎ってあいつじゃん!!!



元同小だったんだよね。



「2人とも、サッカー部入っちゃう??」




浜崎とは対照的な少しちっこい男子が笑う。




これが龍也との出逢いだったとはね…




「浜崎くんのお友達??」



心愛ちゃんがくっきりした二重の目をパチクリしながから聞いた。




「俺、龍也!よろしく♪」





「よっよろしく!!!」



心愛よりも先に返事をした私。




「葵…ちゃんだっけ?可愛いしおもしろいね!」




かっかわ!?////



私が焦り出したと同時にあっちでホイッスルが鳴った。




「お前ら〜!いつまで女子と話してんだあ〜!!!」



サッカー部の顧問らしき若い男の先生が叫ぶ。




「じゃあね」


と言って浜と龍也くんは練習場に戻って行った。





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