(笑)なんですけど。

『なんか、置いてかれたみたいな?

捨てられた子犬の心境?』


「…お前、」


『ミツキ、…さっきから顔赤いぞ?
熱でもあんじゃねーの?』


「や、大じ……なに、やってんの…?」


『熱計ってんの。
顔あついな。』


「あ゙ー、もッ大丈夫だから!!
熱なんてねーよ!
元気元気ッ!!」


『そう?
ま、馬鹿は風邪ひかないって言うしな。』


「バカは、…お前だろ!
天然バカ!!
俺の気もし…」


ガチャ
「…あら、お取り込み中だった?」


『清花!
龍馬伝あったの?』


「貸出し中だったわ。
みんな考えることは一緒みたいね。」


『そっか。
で、ミツキ君。
誰が天然バカだって??え?』


「~ッ!!
なんでもねーよ!!」


「馬鹿ねぇ。みつは。」


「なッ…うるせーよ!」


『あ、そーいや、ユイちゃんと付き合うの??』



< 71 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop