水島くん、好きな人はいますか。
*第3章*



 ほどけていくものを

 無理にでも繋ぎ直したいのに


 散り散りになっていくさまを

 見ていることしかできなくて


 この小さな手はきっと


 自分の涙しか拭えないんだ




 【 第3章 青春 】



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