シークレット・ワード
「先輩は覚えてないかもしれないですけど…合格発表の日に先輩に助けてもらったんです。転んで手擦りむいてそしたらせんぱ…」
「あー、思い出した」
びっくりして俯いていた顔をあげるとあーっと言ってスッキリした顔の先輩がいた
「どっかで見たことある顔だと思った」
「覚えててくれたんですか?」
嬉しくって顔をあげると
「インパクト強かったからさ」
…え??
こんな些細な言葉でも私のことを何とも思ってないことが伝わってくる