あなたは過去に戻りたいですか?
第三章 決心
マンションへ帰り何をすることもなくベッドに入る。「ふぅ・・今日も疲れた。」

小さなため息をつき起き上がろうとした瞬間だった。携帯が鳴った。

私はバッグから急いで取り出し待ち受け画面を見る。

『メール受信 幸一』 それは幸一からのメールだった。

「お前みてぇな女嫌だったんだよ。俺も別れたい。つーか別れよう!じゃな^0^」

そのメールはこんな内容だった。

目から一筋の涙が伝う。そしてとめどなく川のように流れていく。

私は幸一を嫌いになったはず・・私から振ったはず。なぜ涙があふれるの?

幸一から別れようって言われて悔しいから・・?悲しいから・・?

自分の気持ちがよくわからなかった。でも、只ひとつだけ知ったこと。

「私、こんなに幸一のこと好きだったんだ・・。」


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