月の下のメロディー

つつじ園を通り過ぎたころ、やっと田島が口を開いた。

「ゴメンね。迷惑かけちゃって・・・。ホントに突然だったね。」

「何で?何で泣かないの・・・?」

しばらく黙って田島は答えた。
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