◇ 永遠 ◇
また呼び出し。
これで、5回目だよ?
いい加減、諦めてくれないかな?
本当は、ついていかなきゃよかった。
本当は、行くべきなんかじゃなかったんだ。
「何で別れないの?馬鹿じゃないの」
確かに、馬鹿なのかも知れない。
だけど、これは誰にも譲れないから・・。
「あんた、自分が人気あるの知ってる?」
意味が分からない。
と、その言葉と同時に彼女たちの横をすり抜けて来たチャラ男。
こんな状況ぐらい、何か分かる。
今更に思った。
危険だって。