◇ 永遠 ◇
「もう、ずっとなんだ。隠しててごめん、ほんとにごめん」
「先輩・・それは、大丈夫なんですよね?」
大丈夫だって言って欲しい。
そうしたら、私これから絶対君に無理なんてさせない。
もう、何も求めないよ。
もう、あの時みたいな無茶なんてさせないよ。
「もう、ボロボロなんだ俺の心臓・・。もって、一ヶ月かな」
ねぇ、どうしてですか?
どうして、私の愛した彼は手の届かないところに行ってしまうんですか?
君が、いなくなるのなんて信じられなかった。
信じたくなかったよ。