◇ 永遠 ◇



近くのベンチに座り込んで、私は泣いた。




だけど、側に君がいないと落ち着かない。






君の温もりが感じられない。





そんな寂しさが、私を襲った。






こんな事をしてる場合じゃない・・。





少しでも長く君といたい・・。






そんな気持ちで私の足は、元の・・・君の場所へと進んでいった。







病室の前、私は無理矢理に笑顔を作らせて扉を開けた。






「先輩・・・」




出した声は、静かに病室の中を響く。










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