モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「知らないの? 郁斗が言ってたけど、あの人…変な趣味をもってるんだよ。ああ、そっか。葵さんと付き合いたいからって、秘密にしてるのかな?」


「あんた…最低だな」


俺は低い声で言うと、女子を睨んだ


「え?」


「センパイを笑うヤツは俺が許さない。何も知らないくせに…知ったような口ぶりで他人を蹴落として何が楽しい?」


俺は秋をちらっと見た


「秋、この女…好きにしていいぞ。彼氏に顔向けできなくしてやれよ」


「りょーかい」


秋が楽しそうに笑った


「ちょっと…なに?」


秋に腕を掴まれた女子が、急に暴れ出した


「俺は許さないと言った。それだけだ」


俺はにやりと口もとを緩めると、一人で帰路についた


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