奇跡の花  …決して叶わぬ恋…
4.痛い胸…
そんなことを考えているうちに私は、眠りについた。










朝がくる。









目覚まし時計の音だけが聞こえる。






眠い…




うるさい目覚し時計を止め、時間を見る。







「あれ、まだ6時じゃん…」



もぉぉぉ……



そのまま寝ようと思ったが寝る気にもならないので、今日は早めに学校に行くことにした。






1階におりてくると、お母さんがキッチンで朝食を作っていた。




「あら、今日は早いじゃない、いつもそうならいいのにねぇ…」




はいはい…いつも遅くてすみませんね…




「朝食できたから、食べなさいー!!」


「はぁい…」





あーぁ…眠いし、だるいし…



朝食を食べ終え、制服に着替える。



「あ・先に行くって美緒にメールしなきゃ…」


送信…





「そろそろ行くか…」



玄関のドアを開ける。

「いってきまぁす…」






がちゃ……



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