†続†黒いスーツの王子様
ニコッと笑うレオ。

俺はとっさにホストスイッチを入れ、レオに笑顔を返した。


俺は、心を開いてないヤツには…たいていホストスイッチを入れるのが癖。

俺がこのスイッチを入れてるってことは、気を許してない証拠だ……。




なぜだかレオに対して、不思議な違和感を覚えた俺…。

別に希がレオと親しくしてるからとか…
希がレオに悩みを打ち明けてるからとか…

そんな嫉妬とかではない。


ただ、レオという人間に・・なにか違和感を感じる。

…これはなんなんだろう・・





俺はその日、しばらく酒を飲みながらレオのことを時々監視した。

これといって何もなかったが、俺のレオに対して突然芽生えた違和感は…しばらく消えてくれそうになかったのだった。








神崎 レオ。



アイツは一体・・(?)

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