†続†黒いスーツの王子様
希はニッコリと笑った。

俺は希の頭をポンと叩き、タバコに火をつける。





「なにカレー?」

「うんとね〜シーフード♪祐輔の好きなエビとかホタテとか入れたんだよ〜」

「へぇ〜♪」


俺は鍋を開け、オタマでカレーをかき回す。

いい匂いはMAXだ…






「‥うまそう♪」

「そお?♪カレー久しぶりだもんねっ!今サラダも作ってるからもうちょっと待ってね〜」


希は包丁で野菜を切る速度を早める。

俺は包丁を持っていない方の希の手をつかんだ。





「…祐輔?」


少し驚いている希。




「焦んなくてもいいよ…」


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