†続†黒いスーツの王子様
『あ…祐輔!?今どこにいる〜??』


電話の声は希だった…。




「今……ホテルだけど・・つーかさっきはごめん。俺……」

『そう!今からちょっとお店に来てくれない?話があるんだ・・』

「は…?今から??」

『うん、じゃあ待ってるから〜』


電話がプツンと切れる。

……なんだ??


俺は不思議に思いながらも、キャップ帽をかぶりホテルを出て店に向かった。









……………
………


「ふぅ・・」


店に着き、裏口から店内へ入る俺。

店の前は、だいぶマスコミは減っていた様子……




「あ!祐輔!!待ってたよ♪」


すると、希がフロアーから出てきて俺の元へ駆け寄った。

なんだか妙に元気な希。さっきのことがあったから…俺はちょっと気まずかったんだけど‥大丈夫そうだな。

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