白虎連合Ⅳ
seasonⅣ





まぁなんだかんだで私は無事記憶が戻ったわけでして。

それが例え痛い思いでも、良かった結果ですけれども。









「すみませんでした」


「ごめんなさい!!!」


「許して下さいっ」


「…すまん」








私の背後には白虎連合全隊員。

目の前には頭を下げる四人組。




ちなみに此処は白虎連合専用倉庫。

持っていた木刀を肩に担ぎ、四人の前に座り込んだ。







「蓮くん、君はどうしたら認めてくれるかな?」


「い、いやあの…めちゃくちゃ認めてます」


「雄大くん、私の電話切ってまでのややこしい用事ってなに?」


「今思えば、そんなにややこしくなかった…です」


「英寿くん、家に拉致していきなり帰れってなに?」


「…すまん」


「龍くん」


「…はい」


「ノーコメント」


「はい?!」








まさか英寿くんと雄大くんにキレることがあるなんて思ってなかった。

でもこれは仕方ない。







これでもめちゃくちゃ怒ってるんやからね!!!








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