彼とあたしの一週間
「あたしさ、
小6の頃にお母さんとお父さんが離婚して
お母さんと一緒に住んでたんだけど
中3の時に事故でお母さん無くしちゃって・・・
今はお母さんが残してくれたお金で
今のマンションに引っ越して住んでるんだ」
こんな事、
他人で昨日知り合ったばかりの蒼空に言うのも
蒼空にとって重いだけかなと思ったけど
蒼空は相変わらずあたしの頭を撫でたまま
「そっか」と、一言だけ言ってくれた。
あたし的には、
変になぐさめられるより蒼空みたいに
一言で済ましてくれるほうが助かる。