恋愛模様


私は扉に手を掛け、扉を開く


『追いかけてくんなよ!!』


『えっ!!?』


茶色の髪、私よりもはるかに高い身長……


この方………
どなたでしょうか……?


テレビに出ていてもおかしくないルックスの彼は何かから逃げる様にこっちに向かって廊下を走ってきている


ふと、彼と目が合った






ドキッ………






あ、あれ?
今………なんか心臓が………


茶髪の彼は私の近くまで来ると………






グイッ!!!






『きゃ……!!』


物凄い勢いで私の腕を引っ張った


そのせいで私の視界は著しく変わる


『あの!!何……』


『しっ!!!黙ってて……』


そう言われても……この状態………


私は多分赤面しているだろう………


茶髪の男の子は私の腕を引っ張り図書室に入ると、後ろから私の口を押さえて扉の外から見えないように隠れた


体が密着しています……!!








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