透明のくれよん
それから、俺は彼女のコトで頭がいっぱいだった。

あの彼女と初めて会った廊下を歩く度に、彼女を探した。

お互い同じ弓道部だったが、彼女は後輩にも同級生にも先輩にもクールだったからか俺は全然話したことがない。
唯一話したといえば…

『はい、部活ノート』

「お疲れ様」

くらいだ。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ふたりぼっちの家
SnowBerry/著

総文字数/5,205

恋愛(その他)12ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
幼いときに両親が離婚し、年の離れた兄は別居…離ればなれになった家族。 しかし美玲には唯一共に暮らしていた父までも突き放されるという過酷な運命が待っていた…。 「もう、帰ってこなくていい」 父の冷たい言葉に、大きな傷を受け、家を飛び出した美玲。 行くあてもなく、居場所を探して歩く美玲に救いの手を差し伸べたのはなんと、別居中だったはずの兄だった…。 家族がばらばらになり、大きな傷を負った少女が、心を許せる人に出会い、立ち止まりながらも成長していく、感動のラブストーリー…。 はじめまして 作者のsnowですたくさんの小説からこのページに来てくださり、ありがとうございます まだ未熟な作者の作品ですが、ぜひ読んでいただき、感想やアドバイスなど、一言でもいただけたら嬉しいです

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop