妖魔05~正道~
荒ぶる気性
吼える狛犬
「着いたか」
船に乗り、辿り着いたのは廃墟の中。
街の人間共の臭いはする。
姿は見せていないが、闇に身を潜ませている。
「さて、なぞなぞだ。男と女が二人になった時にする事って何だ?」
「殴り合いだ」
「答えるつもりがないな!答えはドッキングに決まってるじゃないか!」
「真理!」
なぞなぞを出すつもりのない燕を四の字固めによって、粉砕する。
すると、ぞろぞろと人間共が姿を現した。
「女を寄越せ」
「欲しいのならくれてやる」
燕の尻を蹴って、人間共の方へと差し出す。
「あっち向いてホイ」
男が燕を掴もうとした瞬間、能力を作動させる。
指を上にさせ腕を指定し、男の腕は弾かれたように万歳の形をとる。
その瞬間、俺は走り出し、燕の背後にいた男の顔面にとび蹴りを決める。
引き続き、隣の男の顔も上空で蹴り飛ばす。
地上に降り立つと、男の持っていた鉄パイプを拾い上げ顔面を打つ。
背後で両脇を掴まれる。
「あっち向いてホイ」
指を下にし、肘を指定し縛りを解く。
一本背負いによって、前から来ていた男と共にふっ飛ばす。
倒れている男の腹を腕で抉る。
「俺の邪魔をするな」
船に乗り、辿り着いたのは廃墟の中。
街の人間共の臭いはする。
姿は見せていないが、闇に身を潜ませている。
「さて、なぞなぞだ。男と女が二人になった時にする事って何だ?」
「殴り合いだ」
「答えるつもりがないな!答えはドッキングに決まってるじゃないか!」
「真理!」
なぞなぞを出すつもりのない燕を四の字固めによって、粉砕する。
すると、ぞろぞろと人間共が姿を現した。
「女を寄越せ」
「欲しいのならくれてやる」
燕の尻を蹴って、人間共の方へと差し出す。
「あっち向いてホイ」
男が燕を掴もうとした瞬間、能力を作動させる。
指を上にさせ腕を指定し、男の腕は弾かれたように万歳の形をとる。
その瞬間、俺は走り出し、燕の背後にいた男の顔面にとび蹴りを決める。
引き続き、隣の男の顔も上空で蹴り飛ばす。
地上に降り立つと、男の持っていた鉄パイプを拾い上げ顔面を打つ。
背後で両脇を掴まれる。
「あっち向いてホイ」
指を下にし、肘を指定し縛りを解く。
一本背負いによって、前から来ていた男と共にふっ飛ばす。
倒れている男の腹を腕で抉る。
「俺の邪魔をするな」