ヘタカレ王子様。







「お客さま、とってもお似合いですよ」




心からの笑顔で言う店員さんを睨む事もできずに、


わたしはただただ、優衣が頷くのを待った…。




はあ…


きつい……。






「これに、マフラーとか良いよね♪」




「はいもう、バッチグーです優衣さま!
淡いピンクなんか、良いんじゃないですか?」



「えちょっ…」

「いいねいいね~ッやっばい店員さん気が合うわー」





ふたりして、豪快に笑う…







また、



店内の羨ましそうな目線がわたしに突き刺さった…







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