ヘタカレ王子様。
私と初デート。






なんやらこっちゃらで

時間をつぶし、

やっとのことで10時。






「お客様…あのぅ…」




やっとのことでの10時だったため、店員さんの引き攣る笑みなど視界の外だった。





まあ…


10時ちょうどに来る客なんて

あんま居るわけない…。



_______
____ _


もちろん、人はおらず。




むなしいなか、私たちは

噴水の場所で

遊園地が賑わうのを、待っていた…。






10時40分くらい。


やっと賑わう?感じに
なってきた。






「じゃぁ、そろそろ。

何する?」




基本的に私は、

目についたものから…
である。




「コーヒーカップ!

回って戸唖の頭を切り替え!!」


「えー…」




納得のいかない戸唖の腕を引っ張って、私はカップルで群がるコーヒーカップ受け付けに行く。



乗った瞬間に気づいたのだけれど、







私って確か、回るの苦手だったよね?








「いやああああああああああああああああ……」




哀れみの視線をよこす客などものともせず、

私は叫ぶ。



戸唖はといえば、先程から無言で真ん中の鉄の棒を握ってるだけである。


もしや気絶寸前…?







やはり…


回転系は避けておこう。





他には…






「なっ世奈っっ!!

ジェットコースター!」






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