笑顔のキミ

「覚えてないならいい


忘れて」




彼女は冷たい声で言った




僕は一瞬







先のとがった鋭利な氷が


僕の心を突き刺したような感覚に陥った……







「できるわけないよ

忘れるなんて」









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