幼なじみに恋をして

午後の部




午後はあたしはメイドになる。



ていうかならされる。




休憩が終わってすぐ藍につれてこられた空き教室にはなぜかメイド服がたくさん。


「も〜えちゃんっ」






藍がさっきからあたしの洋服をたくさん持ってくる。






「あ…あの、藍?なんでこんなにあるの?」





メイド服って一着なんじゃ…。




「なんかねか、さっき試作品がきてね、みんなでこれは萌に着てもらいたいってぇ…」





そんなこといいながら勝手に手が動いてる藍は


完全に自分の世界に入ってる。







「やっぱり…あ、藍これあたしじゃないくて…」




「あっこれいい!これ着て!」





あたしの話をまったく聞かない藍が手にしたのは



ピンクのフリルがついたスカートに
ウエストから上は紺の金ボタンがついた
メイド服。





かわいい、それは認めるけど







なんであたしなのー!


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