神風

「ここ?」


「そうだよ。」


小さめの1戸立て。


隣の家と異常なまでに近い。


「あがって。」


玄関の前にある階段をのぼる。


ドアを開け


「ただいまーっ!」


と奥に向かって叫ぶ。


「おかえりーっ!!!」


奥から小さい男の子が出てくる。


そしてあたしに突撃。
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