神風


彼が、彰が進みやすいように。


今、何を感じ取ってる?


心で何を感じてる?


そして2つの心が重なった気がした。


「はい!」




……つながった。


「彰どうよ?俺の教え方は。」


英介が得意げに言う。


「お前の問題じゃねーよ。由那が上手いんだよ。才能あるんじゃないか?受け取るのもやりやすいんだよ。」


「えーすけぇ!早く戻ってこぉい!」


裕也の叫び声で彼は戻っていった。

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