優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
翌朝というか、もうお昼。


目を覚ましたけど、いつも隣で眠っている大雅の姿はなかった。


まだ帰っていないのかな?



あたしは起き上がってとりあえずトイレへと向かった。




「きやぁぁー」




トイレのドアを開けた瞬間、全裸の男がいた。


だ、だれ?

もちろん大雅じゃない。


しかも、こんなとこで眠ってるし。





「うるせぇー、だれだ?」





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