優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
そんなあたしに大雅は優しくない。



シャワーから出てきて部屋に戻ってきた大雅。






「今度出て行こうなんて考えたら殺すからな。分かってんのか?」


「……………」





またベッドに乗ってきた大雅はあたしにまたがってキスをしてきた。


そして、朝まで何度も何度も抱かれた。




朝起きてリビングに行くと、エレベーターに残したままになっていたあたしの荷物が置いてあった。


いつの間に、取りに行ってくれたんだろう?






< 74 / 265 >

この作品をシェア

pagetop