かけがえのないもの
「瑠奈、すごく綺麗だよ。」

隼人は瑠奈の頭を撫でた。

どこにでもある

しかし、かけがえのない家族の幸せな触れ合い。

家族全員が揃うことがあまりない分、父も母も目一杯の愛情を注いでくれた。

末っ子の瑠奈は、家族の愛情を一心に受けて育った。

それでも過度にわがままになることはなかった。

誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント等は今でも大切に持っている。

受けた愛情やもらったものはずっと大切にする。

それが瑠奈だった。
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