ライフ オア デスティニー
( ああ、かわいいさ。一緒に歩いてると男が敵意のような目でもって俺を見る。それもいいさ。エヴァンジェリンはかわいいし)
と、至極当然に感じてしまう質なのである。エラルドという男は……
(性格きついのも、人が怪我したときだけ優しいのも、みんなわかっているからさ。別に恋人でもないし、そこが歯がゆいんだけど)
「で、でも。そ、そもそもそんな色眼鏡で見られたくないから大会出てたわけで……」
それが青春の懊悩である。