傷跡


―――何してるのー?暇してたらあそぼうよ―――



慣れた手つきでそんなメールを作ると、あたしは深く…深呼吸をした。



ルイ…何してるのかな?



なんかあの時から、あたしの中で、ルイの存在は少し変わってしまってたから。


最近は、前みたいにこんな風にメールを送ることもなかった。




そして…

そんな落ち着かないあたしの元に、

メール送信から10分後。


ルイからメールが返ってきた。





―――ごめーん。寝てたぁ。なんか疲れててさ、今日は遊べそうもないや…―――




返信されたそんなメールを見ながら、あたしは何故か妙な予感がして。




そっかぁ…って。

普通なら流せるようなそんな返信メールを…

ジッと見つめ続けていた。




こういう予感っていうか…

妙な勘が働く時。


必ず何かが起きてきていた。


人間の第六感っていうのかな?



そんな感覚が…

あたしの心を覆っていった。。




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