傷跡
でも、シーンとした部屋の中には長い沈黙だけが続いていって。
しばらく光輝は黙り続け、そしてあたしもずっと黙ったまま時間だけが流れていった。
どうすればいいの?
このまま変わらないままの光輝と…
あたしはこれから先、一緒にいることができるのかな?
見えない未来が真っ暗に感じられて。
どうしていいのか分からなくなっていく。
『売上げ……落ちるぞ』
『えっ?』
でも……―――
光輝の突然のそんな言葉は、見えなかった暗い未来に、一筋の光を与えてくれたんだ。