最初で最後のキス〜短編





相川は思った。



―なら、きっと屋上だな…―




熊井由姫がそこにいる。




走って階段を駆け上がった。


その先に待っているものが光であればいい。


明るい未来であればいい。


愛しの彼女の元へ……。



相川は勢いよく屋上の扉を開けた。











この恋の結末を、皆様はもう知っているでしょう?








< 85 / 86 >

この作品をシェア

pagetop