帰って来た HERO【完】

思えばほんと、長かったここまで。


拒否られるかなと思って触れただけにした手をギュッと握り、まゆたんが照れたように微笑む。


我慢した甲斐がありました・・・。

俺は涙が出そうになった。




部屋に入ると早速まゆたんは手帳を広げ、日記と思われるものを一生懸命書きだした。

隣だけど全然作りが違う部屋の様子を、俺は眺めていた。


そうだ、煙草忘れたわ。

女子の部屋で吸っても悪いから我慢するか。



「・・・終了!」


しばらくしてふぅ、と息をつき、まゆたんは満開の笑顔を俺に向けた。


「お疲れ♪」

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