花束をキミに・・・
「みめかたちが良い子を養子にするのか? 育てるのはどうやる」
「人を雇うわ。家庭教師もよ。私の故郷の実家ではそうしてた」
寄ってくる女の格はこんなものだ。
こればっかりは頭が良く金があってもどうにもならない。
「レストランに入るときはチューブトップはスーツとインナーに替えてくれよ」
「あん、分かってるわ。私は普段、無口なテーラードで通っているんですもの」
彼女はバックシートに積み上げた大量の収穫物をちらりと見て満足そうに口角をあげた。