レモンドロップス。
ガラッと開いたドアから入ってきたのは、
「!!!うそっ!」
さっき、桜の木の下にいた男の子だった。
「戸田、遅刻だぞ~、早く座れ」
注意した健にぃに軽く頭を下げると、彼はまっすぐあたしの方に向かってきた。
わ~、おんなじクラスだったんだ・・・、やばい、なんか緊張する・・・。
さっきのことを思い出して、一気に顔が熱くなるのを感じた。
そんなあたしの気持ちを知らずに(当たり前だけど)、彼はそのままあたしの隣の席に座った。