レモンドロップス。
全然見えないんですけど!
てか普通に同級生か、年上かと思ってた・・・・。
「いいじゃん別に。今日が初めてってわけでもないし」
いずみさんはいたずらっぽく笑い、陽斗は
「学校に呼び出されても知らねーぞ」
と言いつつ、ちょっと嬉しそう。
2人を見てるあたしはなんだか複雑・・・。
自分と陽斗のこと、ちょっといい感じだと思ってたけど、いずみさんと仲良く話してる陽斗を見てると、勘違いだったかもと思えてくる。
いずみさんが柔らかく、陽斗の腕に手をかけるのを見て、あたしの胸が強く痛んだ。
「もしかして、陽斗のお友達?」
「ああ、そうだけど」
いずみさんはあたしたちの方に向き直り、
「陽斗が友達を呼んでくるなんて珍しいね。どうでした?陽風、けっこういい感じじゃなかった?」
「は、はい。すごくよかったです・・・。」
って、なんで敬語を使う?あたし・・・。
「これからも、応援してあげてね。陽斗もかわいいファンがついてて幸せ者だね☆」
・・・ファン、か。
たぶん、陽風のメンバーみたいに振舞ういずみさんに圧倒されてる。
この人は、あたしの知らない陽斗をたくさん知ってるんだろうな・・・。