三つの月の姫君
 

「こいつをまた飾ってきて」

 
 犬はきゅうん、と言ってその像を一見がらくた置き場のように見える場所へ積み上げた。


「芸術でなくて良い。見て喜んでくれるひとがいたらいい。そうでしょう、ミスター」






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