理想の恋人−上司との恋愛事情−
やっぱりこの兄貴はどこかおかしくて尋常じゃないのかと思った。



震えて怖がってる有美加の変わりに俺が口を開いた。



俺が相手してると、震えていた有美加が兄貴の方に体を向けた。




そしてはっきりと好きなのは俺だと言ってる。


最後には昔の優しかった兄貴に戻ってほしいとまで言ってる。



こいつはほんと真っ直ぐな人間だな。




俺は横で黙って聞きながら有美加を尊敬してた…。






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