世間知らずの姫様×吸血鬼
鈍い音・・・、学食を食べるところのドアが開く。




おしゃべりしていた声もシンと静まり、みな黙々をご飯を食べる。



目の前の食事にだけ視線をやって。



「カレーパンひとつ」




そういって頼んでいる、低い声。





ついつい、私は好奇心で彼を見てしまった・・・。





あぁ、目があってしまった。






猫毛のふわふわの髪で、デコをピンで上げていた。



綺麗な髪・・・。





顔立ちもすばらしいぐらいで。





すぐに私は目をそらした・・・。





けど、もう遅かった。

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