愛する気持ち (続)
「でも それは過去形?」

「う・・・ん まー・・・」

「じゃーいいじゃん 過去形なら 
でも すごいね あたし あの人と付き合ってたなんて」

「まーいいか!忘れてても俺がいるし」

と 悠斗が笑う




先輩とすれ違いに

「おい!」

と 呼び止められた

「はい?」

「おまえ・・・」

「あっ!記憶のことですか?
なんか 先輩と付き合ってたとか?!
ありえないですね 笑えます 期間が短かったのかも知れませんね」

「マジなのか?」

「あたしに記憶がないんですから たいした付き合いじゃなかった!ってことですよね では 失礼します」



なんかみんなして 【記憶記憶】って・・・


< 170 / 217 >

この作品をシェア

pagetop