かすみそう

…ピピピピ

目覚ましの音が鳴り響く
少し前に起きていたあたしは、鳴り響いている
目覚ましを止める。

そして、私はいつもの
制服に身を包んで、下に降りる。

いつものように、母さんが朝ご飯の支度をしていた。

「優衣起きていたの?」
「うん」

私の名前は相澤優衣。
高校一年生

「あれ!姉貴 起きてたんだぁ」

「まぁ たまにはね」

「珍しなぁ〜」

「はぁうるさいな!」

こいつは 弟の祐也
朝は一番むかつく
いつも、むかつくけど

「もう、優衣も智也も止めなさい! 優衣遅刻するよ時間」

「やばぁ 忘れてた」

「行ってきます」
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