双子のイケメン王子様!?



「えっ?」



なんで私の名前をあのイケメン双子が…?



「ちょっ…由奈!知らないの嘘じゃん。」



加奈が私の肩を両手で掴み興奮しながら言った。



「し…知らないよ!」



「じゃあなんで由奈のこと呼んでんの?なんか関係あるんじゃないの?」



加奈がさらに興奮している。



「あの…」



私は、イケメン双子のどちらかに話かけれた。



「ちょっと来てもらいませんか?」



…えっ?
ってか周りの女子の目線がいたいよ…(泣)
隣にいる加奈は近くにいるイケメン双子を見て顔を真っ赤にさせている。



「来てくれますよね?」



もう一人のイケメン双子が作り笑顔と思われるスマイルをしながら私の腕を掴みさっさと教室を出ていった。





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