騎士契約

ルーンに言われると
こんなに胸が痛いなんて



ステラはさらに
俯いてしまった



「あなたを敵から
守れても……

心は守れないんじゃ
ないかと…不安でした」



ルーンの言葉にステラは
驚いて顔を上げた




化け物だからじゃなくて?
恐いって……



そういう意味じゃないの?




「でも今は……
あなたを守ります


守れるかじゃない…
守ります…必ず……」




そう言ってルーンは
ステラを優しく抱きしめた



ルーンの温もりが
ステラの心を満たしていく



ステラは自然に笑顔に
戻っていた





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