もしも私がブスだったら。
私は意を決して、雷と同時に中田の頭にぶつかった。



「ゴツン。」


私は一瞬意識を失っていた。静かに目を開けてみたら
そこにはあの、美しい肌と顔が。




・・・間違いない。私の体と顔だ。


「梨菜!!やったぁ!!!!」

「春香ぁ!!」

すると、隆也が息を切らしながら駆けつけた。


「は、春香!分かった!やっと意味が分かったよ。」


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