もしも私がブスだったら。
ガラガラッ




病室の扉が開いた。


宮本くんだった。

「よっ!また、会いに来た・・・って何で泣いてるの?」



宮本くんに会えた喜びが涙へ変わっていた。



「私・・・記憶無くなってる。過去の事も全然分からない」



宮本くんは椅子に座り、差し入れのプリンを机に置いた。



すると、静かに私を抱き寄せた。



「大丈夫だよ…安心して?」


「もう何もかも分かんないよぉ…っ」

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