もしも私がブスだったら。
「何で…私だけ、覚えていて隆也くんは覚えてないの?」



「隆也くん…?」


梨菜の表情が険しくなっている。



「春香…春香が言う、彼氏って誰?」



「宮本くん…だけど。」



梨菜は、さらに険しい顔をしている。



今にも、怒りそうなぐらい。



「そう…お幸せにね?私、何があっても春香を見捨てないから。」



「う、うん…」


「今日は、もう帰るね。リハビリ頑張って!それと、差し入れ~りんごと春香の好きなプリン。」


梨菜が強がってるって分かってたけどでも、今の私は…


何も思い出せない。

< 95 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop