彼氏はおとーと


千秋の腕に頭をのせて



目をつむる




もう片方の千秋の腕はあたしを包むようにしてある





千秋の香りのするベッドで



千秋に包まれながら眠る





身も心も千秋色だった







あたしは眠りについた




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