レモン
「悲しくないわけないじゃんっ!」
つい怒鳴った。
「ごめん・・・。」
そう言うとミキは走っていった。
「バカなのはウチなんだ・・・。」
ウチはその場でしゃがんで泣いた。
次の日、あいつは停学になったらしい。
正直ほっとした。でもこれは、ヒミツの話しだった。
せんセーはこういった。
「森山くんは家の都合で2週間休みます。」
・・・腹が立った。
ここのガッコーは金持ちが多い。
その分クレーマーも多かった
タブンこれが親たちにばれるのがやなんだと思う
ホントのこと言わないなんて
サイテーだ・・・。


それから少し過ぎた夏。
あいつはガッコーでおとなしくなった
ウチらはいつもドーリ。
でも、その時ウチはきずいてた。自分の気持ちに
ーウチ、レイトが好きなんだ。ー
あいつの名前は森山令斗(もりやまれいと)
顔は結構いい方で、モテてた。
性格は・・・決して優しいわけではないけど
なんてゆうのかなー・・・たまに優しいとこがあって
そこがいい!みたいな笑
そんなレイトが、うちは好きになった。
不良同士だからよく絡んでたし、
滅多に笑わないレイトが
男子とウチらの前だけで見せる稀な笑顔。
めっちゃかっこよかった。
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